実はここ最近、仕事とプライベートで少し…いや、結構バタバタしていた。そんなこんなでわりと疲弊していたと思う。そんな時は気分転換が大事!ということで、リフレッシュを兼ねて那須へ行くことにした。
朝9時、近所のいつもお世話になっている格安レンタカー屋さんで車を借りた。いつ壊れてもおかしくないくらいボロボロな車で笑ってしまうくらい、エンジンは唸るし傷だらけ。でも、物価高のご時世には嬉しい低コスパでいつもお世話になっている。借りる際の車両確認も大体スキップで、大きな事故さえしなければいいですから、という大雑把さがまた好きだったりする。
そんな感じで無事に車を借り、いざ出発。本日泊まる予定の宿は英国風の宿でフレンチのコース料理が絶品らしい。久しぶりの旅行ってだけでもワクワクするが、急遽行くことを決めたっていうところがまた楽しさを倍増させた。まさに、大人の休日倶楽部って感じだ。
車内で音楽を流しながら、高速道路をかっ飛ばす。(もちろん安全運転の範囲で)途中のサービスエリアでスタバとか買っちゃったりして目的地に少しずつ向かっていく。そして、ホテルのチェックインまで少し余裕があったし、那須ということは…ということで那須岳に向かうことにした。(やっぱり山。笑)
ちなみに、那須岳はロープウェイで割と標高を上げられるので軽く登山ができるし、ゴツゴツした岩肌と稜線がたまらない山だ。事前にWEBでロープウェイのチケットを買っていたので、チケットカウンターをスルーして乗車する。
あっという間に山頂駅に到着。天気は快晴。
ロープウェイを降りるとそこはいつも通り見通しのいい景色だった。(今回で3回目)登山せずともこれだけの景色なんだから、さすが観光スポットなだけある。
そして、少し登っただけでこの見晴らし。風が若干強かったもののリフレッシュをしたいわたしにとってはもはや色んな感情を吹き飛ばしてくれそうで心地良い。しかし、一方のハンギョちゃんはというとゴツゴツした岩場がまだ慣れていないらしく少し疲れ気味のよう。
疲弊した気持ちをリフレッシュしに来たわたしと、ここにきて疲弊するハンギョちゃん。安定の凸凹コンビでなんだか笑えるよね。笑
と、まぁそんな凸凹コンビでもコツコツと歩き続ければ、いずれ山頂には辿り着くわけで今回も無事に登頂。
↑なんか、わたし南国感ある(?)笑
にしても那須岳は景色がいい。ただ大体、風は強い。ちなみに雪山シーズンも登ったことがあるが、雪の時期はこんな感じ。この山は雪のシーズンもなかなか楽しい。
↑トレース(登山道)がなかったので開拓中。笑
↑冬は空気が澄んでいてより遠くまで見渡せる。
さて、そんなこんなで無事に登頂したわけなんだけども、実は那須岳は他に2つの山頂がある。というか、そもそも那須岳という山はなくて3つの山の総称で那須岳や那須三山と言う。
今回は、他2つに行く時間がなさそうだったので、山頂まで行くということは目的にせずに、途中にある山小屋まで行って下山することにした。
そんなこんなで歩き始める。そして依然、ゴツゴツした岩肌がずっとあるものの比較的、登山道は整備されているため歩きやすい。こんな感じの登山道をしばらく歩いた先に突如赤い屋根の山小屋が見えてきた。
山の中にポツンと現れる山小屋。そう、ここが本日最終の目的地だ。まぁ、山小屋といっても避難小屋なので無人なのだが。そんなことはさておき、無事に山小屋まで到着したので記念撮影。
本当はここからまたロープウェイの山頂駅まで戻る予定だったのだけれど、ハンギョちゃんが来た道を戻りたくない!(登りたくない!)ということだったので歩いて下山することに。でも、結果的にその方が早く下山できたので良かったと思う。
慎重に降っていくハンギョちゃん。一方でわたしは駆け降りる。(ハンギョちゃんはそれどころではないので特に私の写真はありません。笑)と、まぁ安定に凸凹なコンビだが、今回も無事に下山。
さぁ、本日はここで終わりではない。無事に下山したことなのでお宿に向かう。そう、英国風の宿…フレンチ…楽しみ。へへへ。
20〜30分ほどで宿に到着。那須の別荘地の中に異国情緒溢れる館。素晴らしい外観。にしても…砂埃のついたジャージの女2人がこれからこの館に泊まるのだから、なんだか面白いよね。笑
とまぁ、そんな感じでとりあえずチェックイン。館内もヴィンテージにこだわった家具で統一されている。しかも宿の方がご年配のおじ様?もはや、爺やなんだけども、スーツをピシッと来ていて、喋り方ひとつとっても丁寧で温和な感じがでている。うん、とても雰囲気がいい!この、すんばらしい宿の中で違和感があるのは…紛れもなく私たち。笑
まぁ、そんなことは置いておき、とりあえず貸切風呂に入ることにした!
ジャグジーと檜風呂。匂いも空間も温度も最高だった。そして風呂上がりは登山で乾燥した肌にパック。
↑ハンギョちゃん
貸切風呂の中に個室空間があってパックしながらとってもゆっくりできた。そして、お風呂上がりはコンビニで買っておいたビールで乾杯。
山登りの後のビール。疲弊した時のビール。旅先で飲むビール。美味しいの三拍子が揃っている。喉を唸らせながら飲んだ。
そんなこんなで優雅な時間を過ごすこと1時間。ついに夕食の時間がやってきた。うまいと噂のフレンチが楽しみでしょうがない。部屋にあった作務衣を来て夕食場所へ向かう。
会場に入ると円形の部屋になっており、中央に上品なグランドピアノがおいてあった。それを囲むように5席くらいのテーブルがある。そして各部屋の方々も来られたので夕食スタート。おじ様?爺や?が各テーブルに食前酒を持ってきてくれる。
そして一品ずつ料理が運ばれてくる。
↑一品目
↑二品目
↑付け合わせのパン(めちゃ美味かった)
↑三品目
↑四品目(デザートかと思いきやお口直しのシャーベット)
↑五品目(お腹が苦しい)
↑六品目
食べ終わる頃には動けないくらいお腹いっぱいになっていた。どの料理も美味しいことはもちろんのこと、お皿やレストラン会場の雰囲気など一つひとつに丁寧さが詰まっていた。
ただ、あのお上品な空間の中で作務衣を来ていたのは私たちだけで今思えば…違和感満載だった。笑
と、まぁそんな感じで、色々と満たされたことでお部屋に戻り休憩。少ししてからまだ入ってない別の貸切風呂があったので入ってから就寝。
そして翌朝。朝食会場へ向かう。今回は作務衣はきていないものの、英国風な館に合う洋服を持ってるわけもないので…やっぱり違和感だった。笑 でも、どの料理も安定にとっても美味しくて、クロワッサンは特に絶品だった。
そして、満たされた私たちはお部屋に戻ってチェックアウトギリギリまでもう一眠りついた。そしてそのあとは、真っ直ぐ安全運転で帰路につきましたとさ。(スタバはまた買ってます。笑)
今回のリフレッシュ旅行中にも色々と仕事面?でありましたが、今となれば総じてとっても楽しかった。この旅行で楽しかったこと、そして同時に悔しい気持ちになれたことは、今となれば良い思い出だし、わたしの再成長に繋がったと思う。(ハンギョちゃんには申し訳なかった。笑)
また近々ブログ更新します。それでは、また。