今日はひとり旅から二人旅へ旅メンバーが増えたことなどについて綴ります。
さて、ひとつ前のブログでは無事にBarcelonaからParisの空港まで、バスでの長旅を終えて到着したことを綴った。
そしてその後は、相方であるハンギョちゃんが到着ゲートから出てくるのを気長に待っていた。
待つこと約4時間。無事にハンギョちゃんが到着ゲートから出てきた。
ルームシェアメイトであるハンギョちゃんとの記念すべき(?)再会だ。無事に会えてよかった。
にしても、わたしの周りの人たちは「ちゃんと二人が現地で会えるのか」ということを私たち以上に心配してくれていて、なんだか本当に周りに恵まれたなぁと心から感じた。(有難い)
と、まぁそんな感じで、みんなで(?)再会を喜び合ったあとは早速、鉄道に乗りParis市内にあるクロワッサン屋さんに向かうことにした。
にしても1ヶ月前は空港から市内に出るまでビクビクしたし、手こずっていたのに今はもう当たり前のようにチケットを買い、そして鉄道に乗っている。きっと巡礼を終えて、少なからず自分自身に自信がついたのだと思う。
そして50分くらい鉄道に揺られ「La Maison d'Isabelle」というパン屋さんに到着した。到着すると、早速クロワッサンの良い香りが漂ってきた。しかも朝早かったにも関わらず、わりと混雑していていて「これは期待できそうだな!」と思った。そして店内に入り、お目当てのクロワッサンを購入。
受け取った瞬間から「絶対に美味しいじゃん…」という匂いとオーラが漂ってきた。笑
しかも一つあたり1.3€でこのサイズはすごい。
早速食べてみる。すると、外はサックサクで中はしっとり。バターの風味がしっかりとしていて、でもクドさがない。最高の一品だった。二人で「めちゃ美味しい!」と言いながら一瞬で平らげた。
その後は、長距離移動の足のむくみを解消させるべく、エッフェル塔に向かって歩くことにした。そして歩いている途中にあったカフェで、コーヒータイムをしたりしてゆっくりとお散歩をした。
その後は雨に降られてしまったものの「これもまた思い出」ということで雨の中を二人で歩いた。そして少し雨足が強まってきたところで、教会があったので一度入ってみることにした。
中に入ると意外と天井が高くて大きめの教会だった。そして雨だったからか人はほとんどおらずシーンとした教会はより大きく感じた。
少しの間、教会の後方にある椅子に座り休ませてもらう。特に何をするわけでもないけれど、今やわたしにとって教会は落ち着く場所のひとつだったりする。
そして15分くらい休憩させてもらったところで、依然雨は降り続いていたものの、再びエッフェル塔に向かって歩き出すことにした。
そこからは20分ほどでエッフェル塔が見えるところまできた。しかし、まだオリンピックの関係でバリケードが張られていて近くまでは行けそうになかった。
ということで、なるべく近くまで行けるところまで歩いてみることにした。そして限界まで近づいたところで、二人で記念撮影をした。すると…
ちょうど雨が降っていて、雫がカメラのレンズに付いたのだろうか、写真を確認してみると絶妙に「冒険者」のような写真がそこに収められていた。笑
「なんだか面白い写真が撮れたなぁ」と思いつつも、5日後に再びParisに戻ってきた時には晴天の中で記念撮影ができることを密かに祈りつつ、エッフェル塔を後にした。
その後は、少し早かったものの電車を乗り継いでBruxelles(ベルギー)へ向かうバスの最寄り駅まで行くことにした。1時間ほど電車に揺られ無事にバス停がある駅まで到着。
そう、まだ言っていなかったのだが、今日はParisからそのままBruxellesへ国境越えをするのだ。笑(さすが冒険者?)
そしてバス停に向かう前に、お互いお腹が空いてので近くのスーパーでわたしはフランスパンとサラミ、ハンギョちゃんはホットドックを購入した。
バス停である公園についてからはバスが来るまで1時間ほどパンを齧ったりして待機することにした。にしても、先ほどの雨の影響で地面が濡れていてザックが床に置けない。13Kgのザックが私の肩を痛めつけていく…笑 ともあれ、バスが来るまではどうしようもないので、腰ベルトの位置を調整したりしながら1時間ほど耐えた。
少し遅延気味でバスが到着。ザックをトランクの中に入れてから車内に乗り込む。座席に腰掛けてから程なくしてバスが無事に出発した。と、同時にわたしは眠りについたのであった。笑
その後は、ハンギョちゃんとカミーノの話をしたり、携帯をいじったり、電子書籍を読んだりしながら過ごした。
そしてほぼ定刻通りにBruxellesに到着した。バスを降りてからは近くの駅から電車に乗り、宿まで向かった。最寄駅から宿までは10分かからないくらいの距離だった。(看板はあったものの道路挟んだ向かいが宿だった笑)
そして、向かいの建物の受付で諸々の説明をしてもらい、ベットのシーツカバーなどを受け取ってから部屋に向かった。部屋に入ると4人部屋で既に2人女の人がいた。
私たちの指定されたベットに行ってみると、一つはシーツカバーなどが敷かれた状態のままだった。
なので、再び受付に戻り事情を説明する。するとなんだかモゴモゴと言っている。
「え、結局そのシーツはどうしたらいいの?」と聞きいてみると「明日、清掃の人が取りに行くから適当に引っ剥がして部屋に置いておいて」とのことだった。
「あ、なるほどね。わかった〜」という感じで、結局自分達で前泊者の後片付け(?)をすることになった。
と、まぁそんな感じで、日本だと大問題になりそうだが…海外では日常茶飯事なことがあったりした。笑
その後は自分でシーツを剥がし、ベットの脇に山積みにしたところで、本日のベットを無事に確保したわたしたちだった。
そこからは一人ずつ部屋に備え付けのシャワーを浴びた。謎に水圧とても強くて「なんでそこだけ100点なんだよ!笑」とツッコミを入れた。
↑部屋のベランダからの眺め
そしてその後は宿の近くにあった色んな国の料理が食べられるフードコートのようなところに行くことにした。宿から15分ほど歩いて向かう。そしてフードコートに到着。
中に入ってみると、ブリュッセルの人が全員ここに集まってるんじゃないかと思うくらい人がたくさんいた。
そしてその中からASIANフードのお店を見つけ、サツマイモのポテトフライとチキンバケットを注文した。また、別のお店ではホワイトビールを2種類ほどチョイスして購入。いざ、乾杯。(ビールグラスのイラストがなんとも言えないキツネだった笑)
早速、ビールを飲んでみる。ホワイトビールは口当たりがフルーティーでとても美味しかった。
そして食べ物の方は、さつまいものフライはほんのり甘くて、そこに少しだけピリ辛のマヨネーズをディップすると最高のコンビネーションだった。チキンバケットはもはや想像通りに…安定して美味しかった。笑
と、まぁそんなこんなで食事を楽しんでいると、近くにいた中東系の人(?)がなんだか日本語らしき言語で「いただきます」と言っているような気がした。
なので「えっ?」という顔で見てみると向こうも驚いた顔で「えっもしかして…日本人ですか?」と。日本人だと答えると、自分の日本語を聞かれていたのが恥ずかしかったのかすごく照れていた。笑
「日本語上手ですね」とお伝えすると、どうやらアニメが好きで日本語を勉強しているらしい。しかし、彼女が「でも、わたしなんて少ししか話せないので、まだまだです」と言っていた。
なんだかその謙遜している姿や、恥ずかしそうにしている感じがすごく日本人ぽくて思わず「その謙遜してる感じがすごく日本人ぽいですね」と言ってから笑ってしまった。
と、まぁそんなことがあったり、目の前に座ったファミリーとも少しお話をしたりしつつ楽しい時間を過ごした。
そこからは帰りがけにスーパーに寄ってお水を買ってからマクドナルドでソフトクリームを買って食べながら帰った。
と、まぁそんな感じで無事に(?)二人旅1日目を終えたのであった。
それでは、ドゥーイ!