『日常を綴る』

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2024年の山納は「北横岳」へ!

2024年12月30日、山納めと雪山登山シーズンインを兼ねて長野にある「北横岳」へ行くことにした。

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実はここ数年の山納めは谷川岳に行っていたので、今年ももちろん候補には入れていたのだが、なんと12月29日だか30日から上毛高原駅から谷川岳ロープウェイ駅まで行くバスが運休だった…。ということで、今年の山納め候補からは強制的に除外された。

そういえば、谷川岳ロープウェイにある谷川岳天神平スキー場の名称が「谷川岳ヨッホ」に変わってた。また、上毛高原からバスの経路を調べる際も「谷川岳ヨッホ」と検索しないと出てこない。

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と、まぁそんなこんなでとりあえずアクセスができないのであればしょうがないので別の候補を考えた。他には川場スキー場から登れる武尊山もずっと狙ってはいたのだが、新宿発のスノボツアーも無事に満席になってしまっていたし、なにより当日の朝6時にならないと入山可否がわからないので、山納めの候補としては少しリスクが高い。

ということで、無事に落ち着いたのが北横岳だった。ちなみに北横岳へのアクセスは、まず特急あずさに乗って茅野駅まで行く。そして、そこからバスが出ているので登山口があるゲレンデまでバス移動。

ちなみに、特急あずさはJREポイントを利用すると指定席料金(2,240円)が1280ポイントで乗車できるから個人的にめちゃくちゃありがたい。

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と、まぁそんな感じでJREポイントを活用しながら、特急あずさでまず茅野駅まで向かった。

車内ではキャベツinハーブサラダチキンとセブンのそぼろ丼を朝ごはんがてら食べた。(朝から結構しっかり笑)

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その後はゆっくりと車窓からの眺めを楽しんで茅野駅まで向かった。駅についてからは、長野だからなのか空気がひんやりしていて少し寒かった。

バスの乗車まであまり時間がなかったのと登山客がたくさんいたので、そそくさとバス停へ向かった。

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そして、すでに割と列になっている北八ヶ岳ロープウェイ行きのバス停に並んだ。

ちなみにチケットは、バスの停留所にあるチケット売り場で購入する事ができるが、チケット売り場だと現金でしか購入できない。わたしはチケットを買う時間が惜しいな(早く乗車の列に並びたい)と思ったので、乗車列に並びながらWEBサイトで購入した。

※チケットはチケット売り場でもWEBサイトでも同額。片道1,700円(往復券は発売なし)

↓チケット購入のWEBサイト

https://cs.alpico-ticket.com/tabs/home/merchandises/select-ticket?agency-id=1100001014104_bus&item=AS3-001_001

と、まぁそんな感じで無事に定刻通りのバスに乗車する事ができた。(臨時便も出ていた)また、バスの出発前に車掌さんから途中の停留所で降りる人がいないか事前確認があり、特に誰もいなかったので、途中の停留所以降からは北八ヶ岳ロープウェイ駅に直行することになった。

茅野駅からロープウェイ駅までは、約1時間。少し寝たりしながらバスに揺られた。駅前などは全く雪はなかったものの、ロープウェイ駅にだいぶ近づいてきた頃、気がつけば辺りは真っ白な雪の世界になっていた。

そして北八ヶ岳ロープウェイ駅である「ピラタス蓼科スノーリゾート」に予定時刻より早く到着した。

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ゲレンデについてからはまず、チケットカウンターでロープウェイ往復券(2600円)を購入。

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その後は基本20分間隔(混雑時は10分間隔)で運行されているロープウェイに乗車し、山頂駅へ向かった。

にしても、101人定員のゴンドラの中は、なかなかの満員具合で、なんだか朝の通勤ラッシュみたいだった。笑
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でも、車窓からの景色は本当に圧巻で、雪のかかった木々はとても綺麗だった。(なんとか人混みの隙間から撮影)
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そして7分間のゴンドラを満喫(?)し、山頂駅に降り立った。

降りてからゴンドラ乗降の建物を抜けると、その先にはわたしの大好きな雪山の世界が広がっていた。
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山頂駅の時点でマイナス12℃

なかなか寒かったが、早速、ゲーターとアイゼンを装着し準備を整える。そしてYAMAPを起動し登山開始。

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歩き始めすぐの坪庭では、プチ(?)スノーモンスターたちがお出迎えしてくれた。
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真っ白な世界の中を一人で歩いていく。
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今日はサングラスを持ってきていなかったので、陽の光が雪に反射してとっても眩しかった。最近タモリサングラスがどこかに旅立って(失くして)しまったため早めに新しいものを購入しようと思った。
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にしても、辺りに木々のない開けたところは風が強くて耳が痛かった。そして涙が止まらなかった。(寒さで)
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坪庭を抜けてからは森の中に入った。そこからはしばらく登りが続いた。
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でも、たまに木々の隙間から見える景色がとっても綺麗でいくらでも頑張れそうだった。
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とっても綺麗な真っ白な世界。
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空と雪のかかった枝のコントラスト。
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そうこうしていたら北横岳ヒュッテに到着した。
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特に休憩する事もなく、また森の中に入る。白銀の世界が美し過ぎて、最高だった。
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そんな白銀の森を抜け、山頂に到着した。
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山頂は風がとっても強くて、極寒だった。ともあれ、近くにいた人に記念に一枚撮っていただき、無事に登頂。
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その後は自撮りでもパシャリ。

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そして一旦コースタイムを確認してみると、入山から48分、ペース136%

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なかなか良い感じだった。このペースであれば、もう一つの山頂まで行ってもバスの時間に間に合うだろうと考え、特に休憩する事なく、次の山頂へ向かうことにした。

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ということで、せっせと登ってきた登山道を一気に降る。
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そして、分岐になっている箇所から次の山へ向かった。山に向かう途中に山小屋があった。どうやら入る事ができるらしい。
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しかし、あまり時間に余裕があるわけではない。ちゃちゃっと次の山に登るため、ここでは山小屋の中には立ち入らずにスルー。
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この後は、しばらく平坦な登山道を歩き、また森の中に突入した。縞枯山へ向かう森の中は割と強い傾斜が山頂まで続く。
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35分くらいこの鬼傾斜と向き合うと山頂に辿り着くのだが…
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やっと辿り着いた山頂で感じたのは、、、「山頂、すごく…控えめじゃない?笑(眺望もほぼゼロ)」ということ。
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しかし、そんな悲しい眺望ゼロで終わるわけではない。そこから10分ほど進んだところに展望台がある。ということで、さらに進む。
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展望台まで続くラスト10分はほぼ平坦な登山道で、木々の隙間から樹氷?プチスノーモンスター?が見渡せる。
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と、まぁそんな感じで景色を楽しみながら歩くと、岩場が現れる。

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そう、そこが展望台、本日の最終地点だ。展望台からは天気が良ければアルプスや八ヶ岳等、360度ありとあらゆる山々を見渡す事ができる。この日はありがたいことに晴天で絶景だった。
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しかし、それだけ景色が開けているということは…言わずもがな…爆風で極寒だった。笑

ともあれ、近くにいた方に写真を撮ってもらい、無事に登頂。(なかなか良い一枚)
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そして山頂で5〜10分ほど滞在したのち、下山することにした。

登りはあんなに大変だったのに、降りは本当にあっという間。ちなみに、下山時に自分のアイゼンで足を引っ掛けて2回コケたのはここだけの話。

そして、13時半に無事、ロープウェイ駅まで戻ってきた。帰りのゴンドラは空いていて、降りながら車窓からの眺めを楽しんだ。
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そして茅野駅まで戻るバスの乗車時間まで1時間ほどあったので、下山(ゲレンデ)メシでまたもカレーをいただいた。
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ゴロゴロ野菜が入ったカレーライスが本当に美味しかった。にしても、ここ最近、山に行くと何かとカレーが食べたくなる。笑

お腹も満たされたことなので、早めにバス停に行き15時発のバスが来るのを待つことにした。30分以上前に並びに行ったものの、すでにバス停には20人弱並んでいた。

並びながらWEBサイトでバスのチケットを購入したり、ちゃっかりNewタモリサングラスをネットで購入したりして過ごした。

そして定刻通りのバスに乗り、車内で爆睡をかましたのち茅野駅まで戻ってきた。帰りの特急あずさもすでに予約していたので、乗車までの30分くらいはお土産屋さんを見たり、駅の中の待合室でゆっくりして過ごした。

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そして、特急あずさに乗り帰路に着いたのであった。

帰宅してからは、夜ご飯の赤から牡蠣鍋をつくりながら荷解きをした。「そろそろアイゼンやピッケルを磨かないとなぁ」なんて思いつつ、空腹のお腹を満たしたのであった。

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ということで、2024年の登山は無事に終了。お天気にも恵まれ、ちゃんと山納めする事ができてよかった。

今年は本当に色んな事があった一年で、いつにも増してあっという間だったけれどそういった中でも登山に行く事ができてよかった。

来年も"忙しい"は理由にせず、自分と向き合いながらたくさん登るぞ。

ということで、良いお年を!

『山に関連するお話を綴る』